やまなみこども園

園庭で待っていてくださった園長先生のご案内で、子供達が待つくじらほーるへ入ります。

このくじらほーるは2016年４月熊本地震の時に、避難所になってそうです。

約10日間、保育園の先生方が毎日８升のお米を炊き、おむすび作って炊き出しをしました。

１５０名くらいの方々がご利用になり、一時は先生方も立つ場所がないほどでした。

そんな地元の方にとって大切な場所、くじらほーるで、果歩さんの絵本読み聞かせが始まります。

絵本「ラブ　ユー　フォーエバー」のお母さんが赤ちゃんに歌い出すシーンでは、

果歩さんが歌いながら子供達をぎゅうっと抱きしめてあげます。　　

「さあ次はどの子にしようかな？」

みんな果歩さんに抱きしめてもらいたくて、キャーキャー大騒ぎ。

読み聞かせが終わり、やまなみ子ども園の皆様から、指編みの素敵なポーチとマフラーを

プレゼントして頂きました。

その後、保育園の先生が手作りサツマイモのお菓子を差し入れも。

温かい優しいお味のお菓子に果歩さんも大感激。

 

美味しいお菓子、をいただきながら、園長先生と楽しく歓談していると、もじもじしているMくんの姿が。

果歩さんへ「ぎゅってして」と勇気を振り絞って声をかけてくれました。

普段は無口なMくんの勇気ある発言に、その場にいた皆が温かい気持ちに包まれました。

「果歩さんにぎゅうっとしてもらってよかったね！Mくん」

先程プレゼントしていただいた指編みマフラーを早速着けた果歩さん。

子どもの指で編む、指編みは指が小さいので、丁度良い太さの物が出来上がるのだそう。

このマフラーを作ってくれたお洒落なNちゃんと記念写真をパチリ。

寒い中でも元気いっぱい裸足で駆け回っていたやまなみ子ども園の皆様、ありがとうございました。